Wednesday, February 22, 2006

こわいもの

そういえば長野へ行く道のり
群馬→長野辺りの山中を峠越えしてた時
おおきくゆるやかな右カーブでくだり坂の先にトンネルがあった
道も狭くないし、トンネル内部も明るいんだけど
入るまえから
なんかいやーな感じがした
俺そういうの全く感じない人なのに
うわぁ~入りたくねーってね
で気づけば二人とも無口
トンネルを出たとき
連れ「なんかさ~さっきのトンネル変なの感じたんだけど」
私「やっぱり、俺も」
連れも全くそういうなん感じない人です
そんな二人が遭遇したいやぁ~なトンネル
絶対なんかいたべ
こえっ!

小さい頃自分の部屋へ行く廊下が暗くて
「怖い怖い」って泣いてたことがあったんだ
俺小さい頃泣き虫だったから(情けない)
したら婆ちゃんが
「おばけなんか怖くない、居るか居んかわからんやろ?」
「世の中で一番怖いのは人間や」
婆ちゃん、ちっちゃな俺にずいぶんディープな話を・・・
と連れに話してたら
爆笑してたね。確かに!だとさ
ほんとそうだよ。
おばけに殺されたって人より
人に殺された人の方が多いし
人は人を傷つけるからね

昨今、占いやらオーラやらえらい流行ってます。
「あんた、死ぬわよ」
ってひどくね?
おいおいおれ死んじゃうよ!
おばけ越えだね!
これをうまく利用すると占い詐欺ができます。
「死ぬわよ!死にたくなかったら占ってあげるから、占い代金だしなさい」
なんて言ったらできあがりー。
もちそんなんしたら捕まるよ

占いとかオーラがどうのこうのが流行るのって
やっぱ心の頼りどころを求めてる人が多いんだろうね
それで悩みや不安が解消されるならいいと思う
たとえ高額でも壊れていく自分を助けるには十分値するでしょ!

先週のR25のコラムに日本の占い師は欧米のカウンセラーの役割を果たしている
と書いてあった
確かにそうだな
で注意書きが
カウンセラーと占い師の決定的に違うところは
カウンセラーは自分の治療と患者に責任を持つということ
これちゃんと自覚しといたほうがいいと思う。
占いは外れたって占いだからね

カウンセリングに通ってる→あの人病気?
占いしてもらってる→占い好きなんだー
とみられがち
だから占いって気軽でいいのかもしれない。

ほんとに心のよりどころが欲しいなら
占い師よりも気の知れた人におしゃべりしたり
カウンセラーに相談したりしたほうがいいんじゃないかな?
と考えると
なんでも話せる友人がいるというのは
かなりのプライスレスじゃね?

話は戻りますが
自分はおばけを信じてるか?といえば信じてるし
信じてないといえば信じてない
いると証明できないし、いないとも証明できないから。
ただ、もし大切な人や知り合いや家族や友人が
自分より先に死んだときは幽霊でもいいから出てきてほしいな~
そんな幽霊やおばけなら怖くなんかないさ。
ちっちゃい頃よく思ってたな

俺のお墓参りする理由のひとつはそれもあるんだ

<今日からの読書>
『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』
ジェームズ・C・コリンズ
ジェリー・I・ポラス

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